著者:白倉敬彦出版社:ソフトバンククリエイティブサイズ:単行本ページ数:255p発行年月:2007年09月この著者の新着メールを登録する春画の主なる目的が、男女の交合場面を描くことにあるのは言うまでもなかろう。ところが、日本の春画の一大特徴は、交合場面の周辺にじつに多くの物・事を描いた点にある。時には主客転倒しているのではないかと思うほど、情景描写に力を入れている。当時、取締りが緩やかだったせいで大量の春画が作られた。そのせいで、交合場面を描くだけでは、受容層の興味を魅きつけておくことができなかった。そのために、興味を魅く種々の趣向を考え出し、それを春画に盛り込んだという事情が考えられる。その結果、春画の中には、多彩な情景描写がなされ、登場人物たちを取り巻く生活実態あるいは社会風俗のあり様が描き込まれていることになった。つまり、春画に描かれた背景——人間関係、シチュエーション、日用品、装身具などを読み解くことで、江戸庶民の心情や生活の細部が見えてくる。本書は春画70点とともに読み解く「江戸の風俗」小百科でもある。そして、春画であるがゆえの、他では見られないことがらを拾いうるならば、それは春画を観、読むことの愉しみに違いない。"【内容情報】(「BOOK」データベースより)庶民の実生活を濃厚に具現した浮世絵春画。「性愛描写」のみならず「風俗画」として見たらもっとおもしろい。浮世絵春画70点とともに読み解く江戸人の生活小百科。【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 怖いものって/第2章 庶民は悪所が好き/第3章 岡場所って何?/第4章 歳事のあれこれ/第5章 人もいろいろ/第6章 モノにも溢れ/第7章 ペットブーム/第8章 色恋はめぐる【著者情報】(「BOOK」データベースより)白倉敬彦(シラクラヨシヒコ)1940年北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。独立の編集者として長年、現代美術のプロデュースをはじめ、広く美術の企画・編集に従事する。現在、国際浮世絵学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。 ・本> 人文・地歴・哲学・社会> 歴史> その他
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